こちらのお宅がある四賀地区は山間部で屋根も独特です。
約100年前の施工方法で土を5センチ敷き、そこへ桟瓦を貼り付けていく方法です。
この施工法は留め付けが無いのでズレ始めたら
全体がズレて、葺き替え以外は修理法がありません。
土葺き屋根は昭和初期に主流だった工法で、瓦を固定するための大量の土を敷き、当時は土の重さによって地震や強風対策をしていたそうです。
また土を乗せることで断熱効果もありました。
しかし、関東大震災で土葺きの瓦屋根が落下し多数の被害が出たため、それ以降は使用が控えられています
Before

工事中の様子


After

屋根の上がすっきり、そして軽くなりました!
現在は屋根は軽い方が安全という考え方に変わりました。
屋根の軽量化をご検討でしたら、お気軽にご相談ください。
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